古今和歌集と新古今和歌集ではどのような違いが
古今和歌集と新古今和歌集ではどのような違いがあるのですか? 古今和歌集と新古今和歌集ではどのような違いがあるのですか? 違いはたくさんあるのでどこに焦点を当てて説明すればいいのか分かりませんが大体の所を・・
913年成立
勅撰集の初め。万葉以後150年間の歌を集めた。
長歌、旋頭歌などが入っています。
歌風の変遷がみられる。(詠み人知らずの時代、六歌仙の時代、選者の時代)
掛詞や縁語の技法が多く見られるようになる。三句切れも多いようです。
優美繊細で典雅端正な歌多くなります。
1205年成立
八番目の勅撰集
すべて短歌のみ。
「万葉歌」を取り入れ、七代集(古今から千載集まで)の歌は省いている。
初句切れ、三句切れの歌が多い。体言止め、省略、倒置、本歌取り、比喩などの技法が多く使われています」。
やや現実否定の傾向をもち、哀愁、厭世、幻想的な歌風で、「幽玄」の美を土台としていると言われます。ありがとうございます。