私は30歳の独身男性です。

私は30歳の独身男性です。

今回の相談は、現在在職している安定した職場で定年...私は30歳の独身男性です。

今回の相談は、現在在職している安定した職場で定年退職まで続けるか、それとも今の仕事よりは将来的に不安定だけれども、やりたい仕事だと思える方に転職するかと言う事です。

 

今の仕事は大手製造業の工場工員です。今はまだ子会社からの派遣待遇で正社員ではありません。でも時期が来れば必ず正社員になれます。三交代制で、労働組合もあり毎年のボーナスもきちんと出て、定年退職時にはうん千万円の退職金が出るようです。

そして、転職しようと言う職業は、グラフィックデザイナーです。

経験はDTPオペレーター1年、アシスタントデザイナー2年、デザイナー2年です。もうすぐ、今の職場の派遣の契約が切れ、正社員待遇に切り替わる時期なので悩んでいます。

 

皆さんならどうされますか?どうか意見をお聞かせ下さい。デザイン業界で30歳と言えば、一般的には作業レベルの仕事は全部できるようになっていて、さらに企画とかプレゼンテーションなどで仕事をとってくる斬り込み隊長ぐらいできている年齢。

早い人は既に独立して自分のデザイン事務所を持つぐらいの年齢です。

 

この業界は一般の企業のように年功序列で昇級するような安定した業界ではありません。

スキルを身に付けてどんどん転職し、人脈をいろいろ作って仕事を安定的に獲れる基盤を30ぐらいまでに確保しておかないと、

その先、企画力がない人、仕事を獲って来れない人の給料は頭打ちになります。

 

そういう業界に入るのですから、30歳でもせいぜい新卒扱いからスタートして、他の業界の30歳代とは比べものにならない低賃金からスタートできますか?

それを40ぐらいまで続け、その中から独立して自分のデザイン事務所を持つぐらいまでになれる気概はありますか?

独立すると言うことはデザインだけやってればいいのではないですよ。

顧客からいかに仕事を継続的に獲るかという経営的視点や、人を雇えばその人事管理・労務管理もしなくてはなりません。

会社経営を安定させるために運転資金の借り入れなどで銀行に頭を下げることも必要になります。

そういうことまでやる覚悟はありますか?

 

そこまでの覚悟があるならデザイナーに転身することは止めませんが、

デザイナーになっても一生人に使われて過ごそうと思っているなら止めておきなさい。

そういう人にはこの業界は向きません。

 

夢を実現するなら、なぜDTPオペレーター1年、アシスタントデザイナー2年、デザイナー2年というキャリアを切って別の仕事に就いたんでしょう?

キャリアを切った理由は何か挫折があったはず。

理由は自分でわかってるんでしょ?

夢をぶちこわすようで悪いけど、もう30歳は夢見る歳じゃないですよ。

目の前に安定的な事が見えてるから、もう一方の夢を見る。それは幻です。回答してしていただいた皆様。特に、ベストアンサーに選ばせていただいた方の回答は現実的で的を得ています。その結果、ここだと思った数社だけ受けて、受け入れてもらえないようなら諦めます。