ビジネスマンまたは、独立されている方への質問
ビジネスマンまたは、独立されている方への質問ですビジネスマンまたは、独立されている方への質問です 初めまして。私は、某短期大学校を卒業した、4月でシステムエンジニアとして2年目を迎える21歳です。
長期目標として、具体的ではないですが、コンサルティング職での成功、または独立をしたいというものがあり、
中期目標としては、30歳には年収1000万を目指しています。
ここで、皆さんにアドバイスを頂きたく思い。質問させてもらいます。
皆さんなら中期、長期目標を達成するにはどうしますか?
私なりにいろいろな考えた道が以下の3通りあります。
1.大学へ入学しその後、海外MBAの取得。(短期大学校なので大学への3年編入が出来ないようです。)
2.仕事をしながら、中小企業診断士・社会保険労務士などのコンサル系の資格を取得し、転職。
3.ITスキルをもっと磨き、応用技術者以上の資格を取得し、その後転職。
1~3通りのどの道だとしても英語は勉強していくつもりです!(恥ずかしながらTOEIC400点レベル)
知識不足の為、このような考えしか浮びませんでした。
目標達成のためには、努力は惜しまないつもりです。
仕事をしながらの通学も考えています。
このような考えは甘い!そんなんじゃ目標は達成できる訳ない!などの回答でも勉強になりますので
どうかアドバイスのほう私は、現在38歳で、システム系で小さな会社を経営しています。ちょうど貴方とキャリアが似ていますね。私の場合は、大学を中退してますけど(笑)私がサラリーマンをやめたのが28歳でしたが、この時点で年収が1000万弱でした。(若干超えなかった)
まずコンサル系での成功ということですが、ちょうど貴方の年齢から考えるに10年後、20年後となると、将来読むのは、かなり難しいけれど、私なりの経験でお話します。
1:MBAの取得
MBAを取得して、それをどう生かしていくかってことになるのですが、イメージだけが先行して、取得したはいいけれど・・・ということにならないようにしてくださいね。
私が小規模企業を経営している手前、上記資格を取得して独立されている方にお会いすることは良くあります。はっきりいえば、中小企業診断士は、あまり意味がないと思います。あまりうまくいっている人をみないですね。基本的には、税理士や社会保険労務士とセットで機能する資格です。まあ、ちょっと想像してもらえばわかるのですが、自分でろくに経営もできない中小企業診断士に診断してもらってもしょうがないですよね(笑)。私自身が、相談するのは、ほとんど税理士で、経理面から経営アドバイスを頂くという意味で、「中小企業診断士」で学ぶような幅広い知識を持っている方だと、包括的なアドバイスをもらえるということはありますが、経営者から言われてもらえば、ただ「中小企業診断士」というのは、ほとんど意味がないかと思います。
社会保険労務士に関しては、新規で独立されるにしては、もう飽和状態かなとも思います。私からみると、中小企業診断士とか社会保険労務士は、サラリーマン資格という感覚があります。サラリーマンが持っているといいんじゃない?という程度ですね。そういった意味では、とても役立つとは思います。
3.ITスキルについて
私自身が、システム屋をやっていますが、あくまで私の主観でいえば、システム能力というよりも、アイディアとか別の専門を持っているのが強みかと思います。たとえば、私の会社は、金融系のシステムに特化していますが、システム開発能力以上に、金融関係の仕組みを理解していたり、実務経験があるため、他者とは異なるサービスを提供していますので、ニッチな分野に特化してはいますが、その分野においては、競合がないために、独占状態になります。こうなると、非常に高収益になります。年収1000万とはいわず。。。月収で1000万というところです。
コンサル系ということですが、コンサルのどこに魅力を感じるのでしょうか?。イメージだけでしょうかね?。社会人経験を積まれてきてわかってきたと思いますが、システム開発能力が重要なのではなく、お客さんの会社が儲かる、お客さんの会社がよりコストダウンできるようなシステムを提案できてこそです。この場合、こちらも相応のお客さんのビジネスに対する把握が必要です。それでこそ、新しい提案ができるわけですね。
システム開発の世界も、以前と比べると、だいぶ飽和してきたかなという印象が強いですが、ニッチな分野もたくさんあります。MBAや、他資格など、メジャー系にいくと、競争相手もそれなりです。貴方が、もっと実利な部分、収益とか独立とかね。そういった部分に着目されるのであれば、現状のITスキルに加えて、それを導入させるビジネスを限定するといいかもしれません。たとえば、介護だったら介護とね。
メジャー産業にいくと、競争が激しく、新規参入がとても難しいし、優秀な方もたくさんいます。でも、マイナー産業をやっていると、無敵(笑)で、その分野をしっかりマスターして、かつシステム開発ができるという人が、いないとなると、私の会社のように、日本を越えて海外からもオーダーが入ってくることもあります。けっこう会社は、田舎にあるんだけどね(笑)
イメージ先行でいくと、貴方の発想になると思うのですが、がっつり稼ぎたいのなら、マイナー路線で、がっつりシェアを握ったほうがいいです。たとえばYKKなんかは、ファスナーで世界シェア8割程度もってますよね。たかだかファスナーですよ?でも、それだけであれだけ立派な企業ができて、競合がほとんどいない独占状態に至れるわけなんです。
MBAとかは、東大等、一流大学出にまかせておけばいいんですよ(笑)丁寧な回答有難うございます。
yfjpm002さんにもっといろいろな質問をしたいと感じました。
自分はまだまだ基盤となる知識がないのでそこをまずは固めていこうと思います。
本当にためになるお話有難うございました。